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汚れた水の「吸水パック」災害ボランティアの評価は??

今年の夏の高校野球選手権、甲子園球場に
突然激しい雨が・・・・
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あちこちに出来てしまった水溜りを補修するため、係員が準備した白い布団のようなもの、おそらく石油由来のポリマーを含んだ
パックだと思います。
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この写真、私たちが数年前から研究開発を進め、特許出願を済ませた、自称「吸水パック」です。グラインドミルで擂潰加工した
「すり潰しもみ殻」を不織布に詰めています。
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手作業で、約1000gを詰めたものを準備しました。
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浴槽を水溜りの代わりに、色のついた水を溜め、
吸水パックを投入しました。
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1000gの吸水パックを浴槽から取り出した時には、
約4kgの重さになります。すなわち約3kgの水を水溜りから
取り除くことが分かります。
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先月下旬、実験に使った吸水パック、
今は塀の上に並べて天日乾燥中です。

11月1日の今日、重量は双方とも約1500g。
500gの水が残っていますが、時間が経てばもう少し
乾燥が進みます。

SDGsの観点から、再利用できる吸水パックであることを
強調したいと思っています。
水溜りが出来てしまった甲子園球場や小中学校の運動会当日には、大きな効果が見込めますが、

本来の目的は、
大雨被害からくる洪水による床下浸水などを想定しています。
たとえば、下水道などが溢れて流入した汚れた水は、一時も速く取り除きたいものです。床下などの傾斜地や区落ちに残留した汚れた水は、自然に任せていては原状復帰に多大な時間がかかります。
ボランティアの方にも便利な方法だと思っていただけるでしょう。





# by ricehusk | 2023-11-01 10:58 | Comments(0)

吸水材です、ゆっくりご覧ください!!

すり潰しもみ殻を活用した新たな「用途」です。
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不織布に「すり潰しもみ殻」を詰めた「吸水パック」です。
2020年に特許申請、2023年春に出願審査請求手続きを済ませています。
用途は文字通り、水を吸い取る道具として、除去しにくい場所に溜まった泥水などを速やかに取り除くことを目的としています。
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今回は試作した吸水パック2個を使って、その効能を紹介させていただきます。
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周りに水溜りがなく、一般的なバスタブに薬用入浴剤を使いました。
3500ccの水道水に適度な量の入浴剤を混ぜ、バスタブに流し入れました。
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続いて2個の吸水パックを排水口に近い位置に置き、試験開始です。
たとえば、運動場に出来てしまった水溜りの場合は、水深の深い位置に置きます。
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一定時間が経過すると、入浴剤入りの水は自然吸水されます。
水量が少ないことから、吸水パックの底部分しか当たらないため、吸水時間が長くかかりますが、多量の泥水の中に沈めると、急速に吸水します。
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そのため、吸水パックを裏返しにして、ほぼ100%を吸水しました。
不織布の中には1000gのすり潰しもみ殻を入れ、電熱シールしています。
この吸水パックの能力は、最大3000ccを溜めこむことが出来ます。
すなわち、全体重量は4kgとなります。
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運動会当日、前夜の雨であちこちに出来た、水たまりの補修にも便利ですが、例えば、昨今の異常気象からくる大雨や洪水被害で、家屋内に浸水し床下の傾斜した位置や窪地に溜まった泥水は、時間が経過してもなかなか原状復帰がかないません。
時には、下水の混じった泥水が流れ揉むこともあります。
衛生面からも速やかに除去したいものです。

吸水そして保水能力に長けた「すり潰しもみ殻」は、グラインドミルという機械で製造されます。
毎年繰り返し発生する農業廃棄物「もみ殻」が地球や私たちを災害から守ってくれます。
SDGsではないでしょうか????


# by ricehusk | 2023-10-26 14:06 | Comments(0)

田舎モミガライト商店、秋の陣!!

訪れるお客様は「もみ殻を混ぜているんですか??」と。
いいえ、もみ殻100%のプランターですよ!!
「土はまったく使っていません」と
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プランターの中にはモミガライトを浸水させて崩したモミガライト
何故?
もみ殻を固形化することにより、吸水性、保水性を高め通気性の適度に残します
また、高熱をかけることにより、雑菌や雑草の種子を殺してしまいます
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お盆、様々な種子を播種しました。
今回は葉物野菜に加え、秋の花コスモスを始め「花のタネ」も蒔きました

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今年4月の同じ場所です。
その時よりは賑やかになるでしょう
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1985年、初めて「もみ殻利活用」に取り組んでやがて38年
40年経過したころには、世間で認めてもらえるよう、データも残すつもりです

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秋の陣・・・とは外れていますが、「ロダン」と名付けた「食用油の処理パック」
近隣の道の駅3カ所に並べていただいています。
継続的に市民も方が求めてくださいます。
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東京や大阪などの大都会であれば、多く売れる自信があるのですが、供給が追い付きません。
単価が120円ゆえ、利益が少ないことから、「ロダン」の普及に参加していただける方は、今のところゼロです
しかし、供給責任を感じて、リピーターの環境ママさんに対応しています

# by ricehusk | 2023-08-22 07:57 | Comments(0)

甲子園、夏の高校野球で突然の夕立、水溜り

今年の夏の全国高校野球、試合中の夕立で瞬く間に水溜りが・・・
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使われた吸水マットの資材は分かりませんが、
田舎モミガライト商店では2年前、「すり潰しもみ殻」を不織布に包んだ
吸水マットを開発しています
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もみ殻をグラインドミルして吸水力を発生させたものです
自重の2~3倍の水を吸い取ります
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甲子園だけではなく、地域の運動会などの催しの際、地面を痛めることなく
吸水処理が出来る優れもの??です
使用後は自然乾燥させて、次に備えることができます

やっかいモノ「もみ殻」の利活用に繋がります

# by ricehusk | 2023-08-22 05:37 | Comments(0)

もみ殻がひのき舞台に立つ日が近づいた??

2009年の写真です
このころから「もみ殻」は貴重な資源だと考えるようになりました
毎年繰り返し発生する農業廃棄物ですが、私たちが口にするお米を雨や風、冷害、酷暑などから、護り育ててくれた・・・「もみ殻」
そんな大役を果たしてくれたもみ殻を、最後に脚光を浴びる
檜舞台に立たせてあげたい!!!
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大小様々な形のプランターから、いろいろな野菜が育っています。
プランターの中の「土」、実は土ではなく「もみ殻」です。
もみ殻100%の培地です。
もちろん農業素人の私が、我流で化成肥料を混合した「もみ殻培地」です。
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「もみ殻培地」は、もみ殻を機械加工して吸水性・保水性・通気性を産み出した
モノです。
その売りは、雑草が生えない、雑菌が発生しにくい、軽い、加工する工程で
化石燃料を使用しない、最終的には「燃えるゴミ」として処理できる。
もちろん、カーボンニュートラルです。
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肝心かなめの出来上がった野菜の品質ですが、これは農業専門家の指導を
受ければ、向上することは間違いありません。

次は、食用油の処理袋です。
汚れた俗称「天ぷら油」を処理するためのポリ袋です。
吸水性・保水性・通気性を備えた「すり潰しもみ殻」を袋詰めしただけの
モノです。
既存の製品を超えたエコな処理方法だと自負しています。
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写真は、地元の道の駅に並べさせていただいた仮称「ロダン」です。
販売を始めて2年を経過していますが、リピーターが増えています。
単価120円で購入していただいていますが、
田舎モミガライト商店での生産能力は限界に近付いています。
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汚れた油は冷めていいることを確認して直接「ロダン」に流し入れます。
袋を安定させるため、ポリバケツなどの容器に立てると安心です。
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およそ1000ccの油を吸いそして保ちます。
少量の場合は保管しておいて、次回にも使います。
輪ゴムで口を縛ってゴミステーションに・・・
キッチンの生ごみと同様、「燃やせるゴミ」として


2009年当初はもみ殻で創った人口薪「モミガライト」の普及に
注力していましたが、薪の需要が減少する季節の新たな「もみ殻利活用」を
模索していました。
北海道に、ひと足早いモミガライトシーズンです_d0362873_06375599.jpg






# by ricehusk | 2023-04-18 06:55 | Comments(0)

1985年、気が付けば始めていた、もみ殻利活用


by 【気が付けば69歳】